ネットを含め、何らかの形で人との接点を持つと「合わない」「気に入らない」といったことが起きます。
自我を持って他の自我を持ったものと向きあえばどういう形であれ、あって当然の事と思います。
そこで愚痴を言いたくなるのが人情ってもんですが・・・少なくともネット上でそれをやるのはなかなか難しい面があります。
まず「ずっと残る」という面。
愚痴なんて一時的な感情の発露でしかないわけで、そんなもんが延々残るという事実は書いた本人にも嬉しいもんじゃありません。
次に「曲解される」という面。
感情と勢いで書く文章は意図せぬ内容になりがちです。仮に正しく書けていても、とんでもない読解をされた挙句、単なる愚痴をものすごく深刻に心配されたり、おもしろカッコイイ説教をかまされたりするのがネットの世界であります。
最後に「意味が無い」という面。
正確には「ネガティブな意味しかない」ですね。愚痴聞いて嬉しい人はいないし、愚痴に共感されたらされたで自分自身も更に黒い感情が増すだけっていう悪循環が予想されます。
じゃあ何で愚痴を言いたいのかと言えば、発生した感情が発露されないとストレスになっちゃうからですね。
要するに「吐き出すことでストレスを解消したいだけ」なわけです。
「なんとなく聞いてくれる人がいる場で愚痴ること」が目的であり結果であって、リアクションもフォローも要らないのです。
「そっか~。大変だな。」くらいでサラッと流してくれるのが理想ですね。
現代日本人にストレスが増えているとされる理由の1つは「酒の席で好き放題愚痴を言う機会が減っているから」ってのもあるんじゃないかな~と個人的に思ってます。
というわけで愚痴を吐き出す最適な状況は「そういう空気がわかる相手と酒飲みながら話す」だと思うんですけど・・・困ったことにそういうのが出来ないのがドール関係で発生した愚痴だったりします。
このジャンルだけは身近に話せる人が居ないんですよね(汗)
実はこのブログ、そういう愚痴を書き捨てる場としても使おうと思っていたんですが、見ての通りほとんど更新が無い状況となっています。
残念ながら愚痴が無いわけじゃなく・・・・
文章として構成する過程である程度ストレスが発散されて、読み返すと「くだらないことでカリカリしてんな~」って感じになってブログの公開ボタンを押す時点では「ま、いいか~」って気分になっていて公開せず破棄しております(;^ω^)
twitterとかリアルタイムで有象無象の発言が流れてくるタイプのサービスはうっかり自分も同じノリで愚痴っちゃいそうになるのが怖いところですが、「ん?」と思うところが出てきても出来るだけツイートではなくこっちに書くようにしてます・・・そして破棄(笑)
残念ながら聖人君子には程遠いパーソナリティなので、愚痴りたくような事は今後もあり続けると思いますがスルー力(「するーりょく」。「するーか」では無い。)を鍛えながらまったり遊んで行きたいと思います。
趣味でやってるジャンルなんだから楽しくない要素はスルーですよ、スルー。
ちなみに、今これを書いているのは「そういえばそういう理由で立ち上げたんだよな~」と思い出したから書いてるだけで、この瞬間に愚痴りたいことは御座いませんw
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